8年前から全国の交通事故死者数が1万人を下らない。阪神大震災の2倍。毎年、あんな地震が2回も起き続けていると考えると怖い。原因の大半が前をよく見ていなかったため。
そこで気になるのが運転しながらの携帯電話。話すものだが、十分に気は散る。話に夢中になっての事故が現に増え始め、警察庁も調査に乗り出した。
しかしテレビやカーナビなど「見るもの」も既に出回っている。その上、ファクスまで取り付けようという計画まであるらしい。こうした車のマルチメディア化は当然、運転手がいる役員車が対象だろうが、安くなればだれもが手にできる危険が潜む。
コンピューターの発展とともに「情報化」へと時代は音を立てて進む。市場にこれら「便利グッズ」があふれ、新たな危険が生まれる。輪禍の不幸は論を待たない。後手に回らないためにも、国を挙げての早急な対策と、個々人の安全意識の徹底が急がれる。
折も折、県内のドライバーが50万人を超えた。危険はもうそこまで…。
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