2012年3月1日木曜日

オカメインコ



ちょっと前の話だが、会社で若い部下たちがはしゃいでいた。聞くとはなしに聴いていると、セキセイインコなどの小さなインコを飼ってみたい、という話のようだ。どれどれ、おじさんの出番だ。i-Phonを片手に話の輪の中に首を突っ込んだ。

「キミたち、知らないの?」。i-Phonのシステムの中から「YouTube(ユーチューブ)」を選び、「検索」ボタンを押して「インコ」と打ち込む。操作する場所、ネットの環境にもよるが、その時は瞬く間に全国から集まったインコファンからの映像の便りが画面にびっしり開く。おしゃべりでいたずら者のオカメインコやセキセイインコ、ダルマインコたちがいっぱいだ。

「ぴーちゃん、おりこさんでしょ、ごはんあげるからね」。早口の高いキーでインコたちがおしゃべり。どれを選んでもほほえましい映像ばかりで、思いっきり癒される。
「YouTube」はもちろんパソコンでもOK。というより、もともとPC(パソコン)向けに作られたもので、今はスマートフォンでも使えるようになったわけだ。

最近は携帯電話に付いているカメラにも動画機能が付加され、ちょっとした映像が撮れる。この機能を使ってたくさんの人が可愛いペットの姿をアップしてくれる。自分で飼えない人が、その映像を見て癒される。

以前、コスタリカから佐賀大学にやって来た留学生と、その子どもたちと知り合い、その後地球の裏側に帰っていった母子から時折、「YouTube」の楽しいビデオレターが届く。しかもこの通信料はただ。なんだか申し訳ないほどだ。こんな素晴らしいものを利用しないって、もったいなくない?

0 件のコメント:

コメントを投稿